フランス語の「ne … plus」(否定)の意味と使い方
意味:もう〜ない
「ne + 動詞 + plus」で、前はそうだったことが今はもう違う、もう残っていないことを表します。
「ne + 動詞 + plus」で、前はそうだったことが今はもう違う、もう残っていないことを表します。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 現在形 | ne (n') + 動詞 + plus | je ne fume plus, il n'habite plus ici |
| 複合過去 | ne + avoir・être + plus + 過去分詞 | je ne l'ai plus vu |
| 不定詞 | ne plus + 不定詞 | Je préfère ne plus y penser. |
| 名詞の前 | ne … plus de + 名詞 (冠詞なし) | il n'y a plus de sucre |
例文
- Mon grand-père ne travaille plus : il est à la retraite.祖父はもう働いていません。退職しています。
- Il n'y a plus de places pour le concert.コンサートの席はもうありません。
- Tu ne joues plus du piano ?ピアノはもう弾かないの?
使い方のポイント
- 「ne … pas」との違い:ne … plus は、前はそうだったが今はもう違う、という意味を含みます。
- 「encore (まだ)」で尋ねられた時の否定の答えによく使います。
- plus de + 名詞では冠詞を付けません (Il n'y a plus de pain.)。
練習問題
問1(仏検 4級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Tu habites encore à Osaka ? — Non, je n'y habite ( ) : j'ai déménagé.
- aucun
- rien
- personne
- plus
答えと解説
正解:4. plus
「まだ大阪に住んでいる?」に「もう住んでいない」と答えるので「plus」です。ne … plus で「もう〜ない」の意味です。「rien」は「何も」で、habiter の後に入りません。
問2(DELF A2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Désolé, madame, il n'y a ( ) de baguettes : revenez à 17 heures.
- aucun
- plus
- personne
- rien
答えと解説
正解:2. plus
パンが売り切れて「もうない」ので「plus」です。ne … plus de + 名詞で「もう〜がない」の意味になります。「rien」「personne」は後ろに de + 名詞を続ける形になりません。
問3(TCF A2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Depuis lundi, le bus 8 ne s'arrête ( ) devant la poste.
- plus
- rien
- aucun
- personne
答えと解説
正解:1. plus
「月曜からもう郵便局の前に止まらない」ので「plus」です。ne … plus で、前はしていたことを今はしないことを表します。「rien」「personne」は s'arrêter の後に入りません。
似ている文法との違い
この文法が出る級(目安)
※ 仏検の級は、フランス語教育振興協会の公開資料(各級の程度と試験内容、CEFR とのおよその対応)と公開されている過去の試験問題をもとに、当サイトが当てはめた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ DELF・DALF のレベルは、CEFR のレベルごとの文法の目録(Eaquals・CIEP、2015年)をもとに当サイトが当てはめた目安です。DELF・DALF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
※ TCF のレベルも、DELF・DALF と同じ文法の目録をもとにした目安です。TCF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「ne … pas」(否定) 〜ない(否定)
- 「ne … jamais」(否定) 一度も〜ない・決して〜ない
- 「ne … pas encore」(否定) まだ〜ない