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フランス語の複合過去と半過去の違い

どちらも過去を表しますが、複合過去は終わった出来事を「〜した」と述べ、半過去はその時の状態・背景や、繰り返していた習慣を「〜していた」と述べます。

使い分けの表

複合過去半過去
意味〜した(終わった過去の出来事)〜していた・〜だった(過去の状態・習慣)
表すこと終わった 1 回の出来事続いていた状態・習慣
よく一緒の語hier, soudain, un joursouvent, tous les jours, avant
物語では出来事を先へ進める場面・背景を描く
期間を区切る使う(pendant trois ans)ふつう使わない

例文で比べる

○ = 自然 △ = 通じるが、その場面・文体には合わない × = 不自然・誤り

○
Soudain, le téléphone a sonné.
突然、電話が鳴りました。
×
Soudain, le téléphone sonnait.
突然、電話が鳴りました。
soudain(突然)は一瞬の出来事を表すので複合過去です。半過去だと続いている様子になり、合いません。
○
Il a plu quand je suis sorti.
私が外に出た時、雨が降りました。
○
Il pleuvait quand je suis sorti.
私が外に出た時、雨が降っていました。
どちらも言えます。a plu は出た時に降り出したこと、pleuvait は出た時にはもう降っていたことを表します。
△
Petit, j'ai joué au foot tous les mercredis.
小さい頃、毎週水曜日にサッカーをしました。
○
Petit, je jouais au foot tous les mercredis.
小さい頃、毎週水曜日にサッカーをしていました。
子どもの頃に繰り返していた習慣を描く時は、半過去が自然です。
○
Elle a habité à Lyon pendant trois ans.
彼女は 3 年間リヨンに住みました。
×
Elle habitait à Lyon pendant trois ans.
彼女は 3 年間リヨンに住みました。
pendant trois ans のように期間を区切って言い切る時は複合過去です。半過去はふつう使いません。

覚え方・注意点

  • 1 つの文で両方を使う時は、続いていた背景を半過去、その中で起きた出来事を複合過去にします。
  • 迷ったら「そこで終わった出来事か(複合過去)」「その時どうだったか(半過去)」と考えます。
  • être・avoir でその時の様子を言う時は、ふつう半過去です(J'étais fatigué.)。

確認問題

( )に入れるのに、より自然なのはどちらでしょう。

問1
Quand il était étudiant, il (  ) souvent à la bibliothèque.
  1. est allé
  2. allait
答えと解説

正解:2. allait

souvent と学生時代の習慣を述べているので、半過去の「allait」が自然です。

問2
Ce matin, nous (  ) le bus de huit heures.
  1. prenions
  2. avons pris
答えと解説

正解:2. avons pris

今朝の 1 回の出来事なので、複合過去の「avons pris」です。

問3
Je lisais tranquillement quand quelqu'un (  ) à la porte.
  1. a frappé
  2. frappait
答えと解説

正解:1. a frappé

読んでいる途中に起きた 1 回の出来事なので、複合過去の「a frappé」です。

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