フランス語の「n'était / n'eût été + nom」(仮定の表現)の意味と使い方
意味:〜がなかったら(文学的な仮定)
「〜がなければ」と、名詞を後ろに置いて仮定する文学的な表現です。n'était は現在、n'eût été は過去の仮定です。
「〜がなければ」と、名詞を後ろに置いて仮定する文学的な表現です。n'était は現在、n'eût été は過去の仮定です。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 現在の仮定 | n'était + 名詞, 主節 (条件法現在) | N'était la pluie, nous sortirions. |
| 過去の仮定 | n'eût été + 名詞, 主節 (条件法過去) | N'eût été son aide, nous aurions échoué. |
| 複数名詞 | n'étaient / n'eussent été + 複数名詞 | N'étaient ces difficultés, le projet serait simple. |
例文
- N'eût été le brouillard, nous aurions aperçu le sommet.霧がなかったら、私たちは山頂が見えていたでしょう。
- N'était le bruit, ce quartier serait idéal.騒音がなければ、この界隈は理想的でしょう。
- N'eussent été les conseils de ses amis, il aurait fait une grave erreur.友人たちの助言がなかったら、彼は大きな過ちを犯していたでしょう。
使い方のポイント
- 現在の仮定は n'était、過去の仮定は n'eût été で、主節は条件法現在・条件法過去になります。
- 後ろの名詞が複数なら、n'étaient / n'eussent été を使うこともあります。
- ふつうは sans + 名詞 や si ce n'était + 名詞 を使います。この形は読んで分かれば十分です。
練習問題
問1(仏検 1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
( ) été sa patience, le projet aurait échoué.
- N'a
- N'ait
- N'eût
- N'aura
答えと解説
正解:3. N'eût
「彼の忍耐がなかったら」と過去を仮定し、主節が条件法過去なので「N'eût」(N'eût été) です。N'ait や N'a は合いません。
問2(DALF C2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
N'( ) la pluie, nous ferions volontiers une promenade au bord du lac.
- est
- été
- était
- étant
答えと解説
正解:3. était
「雨がなければ」と現在を仮定し、主節が条件法現在なので「était」(N'était) です。N'est などでは仮定になりません。
問3(TCF C2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
( ) l'appui de la mairie, ce festival n'aurait jamais vu le jour.
- N'ait été
- N'a été
- N'eût été
- N'avait été
答えと解説
正解:3. N'eût été
「市の支援がなかったら」と過去を仮定し、主節が条件法過去なので「N'eût été」です。N'a été などは仮定になりません。
この文法が出る級(目安)
※ 仏検の級は、フランス語教育振興協会の公開資料(各級の程度と試験内容、CEFR とのおよその対応)と公開されている過去の試験問題をもとに、当サイトが当てはめた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ DELF・DALF のレベルは、CEFR のレベルごとの文法の目録(Eaquals・CIEP、2015年)をもとに当サイトが当てはめた目安です。DELF・DALF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
※ TCF のレベルも、DELF・DALF と同じ文法の目録をもとにした目安です。TCF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
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