フランス語の「une fois + participe passé」(分詞の表現)の意味と使い方
意味:いったん〜すると・〜した後で
「いったん〜すると」を表す表現で、une fois の後ろに過去分詞、または名詞 + 過去分詞を置きます。
「いったん〜すると」を表す表現で、une fois の後ろに過去分詞、または名詞 + 過去分詞を置きます。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 主語が主節と同じ時 | Une fois + 過去分詞, 主節 | Une fois arrivé, il a appelé sa mère. |
| 別の主語を立てる時 | Une fois + 名詞 + 過去分詞, 主節 | Une fois la porte fermée, il a éteint la lumière. |
| 節にする時 | Une fois que + 直説法(複合形) | Une fois qu'il est arrivé, il a appelé. |
例文
- Une fois rentrée chez elle, Léa s'est mise à cuisiner.家に帰ると、レアは料理を始めました。
- Une fois le gâteau sorti du four, laissez-le refroidir dix minutes.ケーキをオーブンから出したら、10 分ほど冷ましてください。
- Une fois que le projet a été approuvé, l'équipe a commencé les travaux.計画が承認されると、チームは作業を始めました。
使い方のポイント
- 動作が完了してから次のことが起こる、という流れを表します。
- 過去分詞は、主語や名詞の性数に一致します:une fois rentrée / une fois la porte fermée。
- une fois que の後ろは直説法で、ふつう複合形(複合過去など)を使います。après que と同じ働きです。
練習問題
問1(仏検 準1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
( ) les valises rangées à l'hôtel, nous sommes partis visiter Kamakura.
- Pendant que
- Bien que
- Parce que
- Une fois
答えと解説
正解:4. Une fois
「荷物を片づけたら」という完了後の流れなので「Une fois」です。名詞 + 過去分詞が続く形は、他の接続詞では作れません。
問2(DALF C1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
( ) l'inscription est validée, vous recevez un courriel de confirmation.
- Bien que
- Une fois que
- Pour que
- Jusqu'à ce que
答えと解説
正解:2. Une fois que
est validée と動詞が続く節なので「Une fois que」です。Bien que・Jusqu'à ce que・Pour que は接続法を取ります。
問3(TCF C1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Une fois ( ) à destination, les voyageurs doivent signaler leur arrivée.
- arrivant
- arriver
- arrivent
- arrivés
答えと解説
正解:4. arrivés
une fois の後ろは過去分詞で、主語 les voyageurs に一致した「arrivés」です。現在分詞や不定詞は置きません。
この文法が出る級(目安)
※ 仏検の級は、フランス語教育振興協会の公開資料(各級の程度と試験内容、CEFR とのおよその対応)と公開されている過去の試験問題をもとに、当サイトが当てはめた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ DELF・DALF のレベルは、CEFR のレベルごとの文法の目録(Eaquals・CIEP、2015年)をもとに当サイトが当てはめた目安です。DELF・DALF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
※ TCF のレベルも、DELF・DALF と同じ文法の目録をもとにした目安です。TCF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「dès que / aussitôt que」(時の接続詞) 〜するとすぐに(dès que)
- 「Le repas terminé, …」(絶対分詞構文) 主節と別の主語を持つ分詞構文(書き言葉)
- 「après que + indicatif」(時の接続詞) 〜した後で(規範では直説法)