フランス語の「sans que + subjonctif」(接続法を取る接続詞)の意味と使い方
意味:〜することなしに(接続法を取る)
「〜することなしに」を表す接続詞で、後ろは接続法です。主語が同じなら sans + 不定詞を使います。
「〜することなしに」を表す接続詞で、後ろは接続法です。主語が同じなら sans + 不定詞を使います。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 主語が違う時 | sans que + 主語 + 接続法 | Il est parti sans que je le voie. |
| 主語が同じ時 | sans + 不定詞(que は使わない) | Il est parti sans dire un mot. |
| すでに完了した事柄 | sans que + 接続法過去 | sans que personne l'ait remarqué |
例文
- Elle a quitté la salle sans que personne le remarque.彼女は誰にも気づかれずに部屋を出ました。
- Le technicien a réparé la machine sans que nous ayons à intervenir.私たちが手を貸すまでもなく、技術者は機械を直しました。
- Les prix ont augmenté sans que les salaires suivent.賃金が追いつかないまま、物価が上がりました。
使い方のポイント
- 主語が同じなら sans + 不定詞です。sans que は主語が違う時に使います。
- sans que の節に pas は付けません。否定の意味は sans に含まれています。
- sans que の後ろは接続法です。直説法の parce que などとは法が違います。
練習問題
問1(仏検 2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Mon frère est sorti de la maison sans que je le ( ).
- voie
- voir
- verrais
- voyais
答えと解説
正解:1. voie
sans que の後は接続法なので、voir の接続法現在「voie」です。半過去・条件法・不定詞は、この節の動詞になりません。
問2(DELF B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Le candidat a répondu à toutes les questions ( ) se tromper une seule fois.
- sans
- sans que
- parce que
- avant que
答えと解説
正解:1. sans
主語が同じ(le candidat)で動詞が不定詞なので「sans」です。「sans que」は、主語を持つ接続法の節が続く時の形です。
問3(TCF B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Le colis a été livré ( ) nous ayons reçu de message de confirmation.
- sans que
- sans
- pendant que
- alors que
答えと解説
正解:1. sans que
「ayons reçu」は接続法で、主語が nous と別なので「sans que」です。pendant que・alors que は直説法を取り、sans は不定詞が続きます。
この文法が出る級(目安)
※ 仏検の級は、フランス語教育振興協会の公開資料(各級の程度と試験内容、CEFR とのおよその対応)と公開されている過去の試験問題をもとに、当サイトが当てはめた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ DELF・DALF のレベルは、CEFR のレベルごとの文法の目録(Eaquals・CIEP、2015年)をもとに当サイトが当てはめた目安です。DELF・DALF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
※ TCF のレベルも、DELF・DALF と同じ文法の目録をもとにした目安です。TCF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「sans + infinitif」(前置詞 sans) 〜しないで・〜せずに
- 「avant que + subjonctif」(接続法を取る接続詞) 〜する前に(接続法を取る)
- 「pour que + subjonctif」(目的の接続詞) 〜するように(目的の pour que + 接続法)