フランス語の「pourtant / cependant」(対立の副詞)の意味と使い方
意味:しかしながら・それでも(対立の副詞)
pourtant・cependant は、前の内容から予想されることと逆の事柄をつなぐ副詞で、「それでも・しかし」と訳します。
pourtant・cependant は、前の内容から予想されることと逆の事柄をつなぐ副詞で、「それでも・しかし」と訳します。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| pourtant | 前と逆の事実を述べる | Il est fatigué ; pourtant il travaille. |
| cependant (改まった語) | Cependant, + 文 | Le projet est difficile ; cependant, il est possible. |
| 文中に置く時 | 動詞の後 (複合形は助動詞の後) | Il a pourtant raison. |
| 接続詞の mais | mais + 文 | Il est fatigué, mais il travaille. |
例文
- Il fait très froid dehors ; pourtant, mon voisin porte seulement une chemise.外はとても寒いです。それでも、隣人はシャツ1枚しか着ていません。
- Le restaurant est petit ; cependant, on y mange très bien.そのレストランは小さい。しかし、料理はとてもおいしいです。
- Elle dit qu'elle n'a pas faim. Elle a pourtant mangé très peu.彼女はおなかがすいていないと言います。それなのに、ほとんど食べていません。
使い方のポイント
- どちらも前の内容と逆のことをつなぎます。cependant のほうが改まった語です。
- mais と違い、2つの文をつなぐ接続詞ではなく副詞です。文頭ではコンマが付くことが多いです。
- 文中にも置けます (Il est pourtant gentil)。
練習問題
問1(仏検 準2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Il a bien dormi ; ( ), il est très fatigué ce matin.
- en effet
- donc
- pourtant
- d'abord
答えと解説
正解:3. pourtant
よく眠ったのに疲れている、という逆の関係なので「pourtant」です。「donc」は結果を導く語なので、意味が合いません。
問2(DELF B1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Ma sœur étudie le japonais depuis deux ans ; ( ), elle ne comprend presque rien.
- alors
- donc
- car
- cependant
答えと解説
正解:4. cependant
2年勉強しているのにほとんど分からない、という逆の関係なので「cependant」です。「donc」や「alors」は結果を導く語です。
問3(TCF B1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Le centre commercial est ouvert tous les jours ; ( ), le dimanche, les magasins ferment à midi.
- pourtant
- parce que
- donc
- car
答えと解説
正解:1. pourtant
毎日開いているのに日曜は正午に閉まる、という逆の関係なので「pourtant」です。「car」は理由を足す語で、意味が合いません。
この文法が出る級(目安)
※ 仏検の級は、フランス語教育振興協会の公開資料(各級の程度と試験内容、CEFR とのおよその対応)と公開されている過去の試験問題をもとに、当サイトが当てはめた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ DELF・DALF のレベルは、CEFR のレベルごとの文法の目録(Eaquals・CIEP、2015年)をもとに当サイトが当てはめた目安です。DELF・DALF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
※ TCF のレベルも、DELF・DALF と同じ文法の目録をもとにした目安です。TCF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「quand même」(譲歩の副詞) それでも・やはり(話し言葉の quand même)
- 「alors que」(対立の接続詞) 〜なのに・〜である一方(対立の alors que)
- 「néanmoins / toutefois」(対立の副詞) けれども・とはいえ(対立の副詞)