フランス語の「discours indirect au présent」(間接話法)の意味と使い方
意味:〜と言う・〜かと尋ねる(人称の変え方)
人の言葉を que や si でつないで伝える形です。現在形で伝える時は時制は変えず、人称を変えます。
人の言葉を que や si でつないで伝える形です。現在形で伝える時は時制は変えず、人称を変えます。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 平叙の文 | dire que + 文 | « Je suis fatigué. » : Paul dit qu'il est fatigué. |
| はい・いいえの疑問 | demander si + 文 | « Tu viens ? » : Elle demande si je viens. |
| 疑問詞のある疑問 | demander + où / quand / ce que + 文 | « Où vas-tu ? » : Il demande où je vais. |
| 命令 | dire de + 不定詞 | « Viens ! » : Elle me dit de venir. |
例文
- Marie dit qu'elle est déjà à la gare.マリーはもう駅にいると言っています。
- Mon père me demande si j'ai fini mes devoirs.父は私に、宿題を終えたかどうか尋ねます。
- Les enfants disent qu'ils ont faim.子どもたちは、おなかがすいたと言っています。
使い方のポイント
- 人称は話し手の立場に合わせて変えます (« Je viens » : Il dit qu'il vient)。
- est-ce que や倒置は消え、主語 + 動詞の語順になります。
- 主節が現在形なら、従属節の時制はそのままです。主節が過去の場合は別の項目です。
練習問題
問1(仏検 準2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Paul me dit : « Je pars demain. » Paul me dit donc qu'il ( ) demain.
- pars
- part
- partez
- partons
答えと解説
正解:2. part
間接話法では人称が変わり、元の je は Paul を指す il になります。主語 il に合わせて「part」です。
問2(DELF B1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Ma voisine me demande : « Où achètes-tu ton pain ? » Elle me demande ( ) j'achète mon pain.
- ce que
- si
- quand
- où
答えと解説
正解:4. où
元の質問は「どこで買うのか」なので、間接疑問は「où」で始め、主語 + 動詞の語順にします。
問3(TCF B1の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Camille m'écrit : « Je t'attends devant le cinéma. » Elle m'écrit qu'elle ( ) attend devant le cinéma.
- m'
- t'
- s'
- l'
答えと解説
正解:1. m'
元の te(あなたを)は、伝える私から見ると私なので、人称が変わって「m'」です。t'・l'・s' では意味が合いません。
この文法が出る級(目安)
※ 仏検の級は、フランス語教育振興協会の公開資料(各級の程度と試験内容、CEFR とのおよその対応)と公開されている過去の試験問題をもとに、当サイトが当てはめた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ DELF・DALF のレベルは、CEFR のレベルごとの文法の目録(Eaquals・CIEP、2015年)をもとに当サイトが当てはめた目安です。DELF・DALF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
※ TCF のレベルも、DELF・DALF と同じ文法の目録をもとにした目安です。TCF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「si / ce que / où」(間接疑問文) 〜かどうか・何を〜か(間接疑問)
- 「concordance des temps」(時制の一致) 主節が過去の時の時制の置き換え
- 「discours indirect au passé」(間接話法 (過去)) 過去の間接話法:時制と時の表現の置き換え