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フランス語の「or」(論理の接続詞)の意味と使い方

意味:ところが・さて(論述で前提を足す)
論述で、前に述べたことに別の事実を持ち出し、食い違いや結論へつなぐ接続詞です。文頭に置きます。

形の作り方

条件形例
食い違いを示す(ところが)A. Or B.Il avait promis de venir. Or il n'est pas venu.
三段論法の小前提(さて)大前提. Or 小前提. Donc 結論.Tout colis payé est livré. Or ce colis est payé. Donc il sera livré.

例文

  • La météo annonçait du soleil pour tout le week-end. Or il a plu dès samedi matin.
    天気予報は週末ずっと晴れだと言っていました。ところが、土曜の朝から雨が降りました。
  • Tous les salariés ont droit à cinq semaines de congés. Or Marie est salariée ; elle y a donc droit.
    全従業員に 5 週間の休暇の権利があります。さて、マリーは従業員です。だから彼女にも権利があります。
  • Nous pensions avoir réservé l'hôtel. Or le message de confirmation n'est jamais arrivé.
    ホテルは予約したと思っていました。ところが、確認メッセージは届いていませんでした。

使い方のポイント

  • or には、「ところが」と食い違いを示す使い方と、「さて」と三段論法の小前提を示す使い方があります。
  • or は書き言葉の論述でよく使い、話し言葉ではあまり使いません。
  • 「さて」の意味では、結論を導く donc とよく組み合わせます。

練習問題

問1(仏検 準1級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Le panneau de la gare indiquait que le train partait à midi. (  ) le train était déjà parti.
  1. Or
  2. Puisque
  3. Car
  4. Donc
答えと解説

正解:1. Or

掲示では正午発なのに、すでに出ていたという食い違いを導く「Or」です。Car は理由、Donc は結論を表し、合いません。

問2(DELF B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Tout citoyen majeur peut voter. (  ) Nadia a dix-neuf ans ; elle peut donc voter.
  1. Or
  2. Ainsi
  3. Parce que
  4. Car
答えと解説

正解:1. Or

三段論法の小前提を導く「Or」です。Car・Parce que は理由、Ainsi は結果を表し、ここでは合いません。

問3(TCF B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
On nous avait promis un remboursement sous dix jours. (  ) aucun virement n'a été reçu après un mois.
  1. Aussi
  2. Ainsi
  3. Donc
  4. Or
答えと解説

正解:4. Or

約束と現実が食い違うので「Or」です。Donc・Ainsi・Aussi は結果を表し、「aucun virement n'a été reçu」とつながりません。

この文法が出る級(目安)

※ 仏検の級は、フランス語教育振興協会の公開資料(各級の程度と試験内容、CEFR とのおよその対応)と公開されている過去の試験問題をもとに、当サイトが当てはめた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。

※ DELF・DALF のレベルは、CEFR のレベルごとの文法の目録(Eaquals・CIEP、2015年)をもとに当サイトが当てはめた目安です。DELF・DALF の公式の出題範囲の一覧ではありません。

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