フランス語の「subjonctif passé」(接続法過去)の意味と使い方
意味:主節より前に終わったことの接続法
接続法で、主節より前に完了していることを表します。助動詞の接続法現在 + 過去分詞で作ります。
接続法で、主節より前に完了していることを表します。助動詞の接続法現在 + 過去分詞で作ります。
形の作り方
| 条件 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| avoir を使う動詞 | avoir の接続法現在 + 過去分詞 | que j'aie fini, que tu aies fini |
| être を使う動詞(主語と一致) | être の接続法現在 + 過去分詞 | qu'elle soit partie, que nous soyons arrivés |
| 主節より前に終わったこと | 接続法過去 | Je suis content que tu aies réussi. |
| 主節と同時・これから | 接続法現在 | Je suis content que tu viennes. |
例文
- Il faut que tu aies fini tes devoirs avant le dîner.夕食までに宿題を終えていなければなりません。
- Nous regrettons que le concert ait été annulé.コンサートが中止になったことを残念に思います。
- Je suis surpris que Paul soit arrivé si tôt.ポールがこんなに早く着いたことに驚いています。
使い方のポイント
- 接続法現在は主節と同時かこれから、接続法過去は主節より前に終わったことです。
- 助動詞の選び方と過去分詞の一致は、複合過去と同じです。
- il faut que + 接続法過去は、期限までに「〜し終えていること」を求める言い方です。
練習問題
問1(仏検 2級の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Je suis content que mon frère ( ) son examen hier.
- réussira
- ait réussi
- a réussi
- réussisse
答えと解説
正解:2. ait réussi
感情を表す表現の後は接続法で、昨日終わったことなので接続法過去の「ait réussi」です。「a réussi」は直説法で使えません。
問2(DELF B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Il est dommage que tu ( ) le début du film hier soir.
- manquerais
- aies manqué
- manques
- as manqué
答えと解説
正解:2. aies manqué
il est dommage que の後は接続法で、昨夜のことなので接続法過去の「aies manqué」です。「manques」は現在のことに使います。
問3(TCF B2の文法ドリルより) ( )に入る最も適切なものを選んでください。
Bien que les enfants ( ) tard hier, ils se sont levés à six heures ce matin.
- se couchent
- se sont couchés
- se soient couchés
- se coucheront
答えと解説
正解:3. se soient couchés
bien que の後は接続法で、昨日のことなので接続法過去の「se soient couchés」です。「se sont couchés」は直説法で使えません。
この文法が出る級(目安)
※ 仏検の級は、フランス語教育振興協会の公開資料(各級の程度と試験内容、CEFR とのおよその対応)と公開されている過去の試験問題をもとに、当サイトが当てはめた目安です。協会が定める出題範囲の一覧ではありません。
※ DELF・DALF のレベルは、CEFR のレベルごとの文法の目録(Eaquals・CIEP、2015年)をもとに当サイトが当てはめた目安です。DELF・DALF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
※ TCF のレベルも、DELF・DALF と同じ文法の目録をもとにした目安です。TCF の公式の出題範囲の一覧ではありません。
あわせて覚えたい文法
- 「subjonctif présent」(接続法現在) 接続法現在(que の後の動詞の形)
- 「douter que / ne pas croire que」(接続法 (疑い)) 〜とは思わない・〜かどうか疑わしい
- 「il est possible que」(接続法 (判断)) 〜かもしれない・〜は当然だ(判断の表現 + 接続法)