TCF(フランス語能力テスト)を初めて受ける人に向けて、申し込みから試験当日、成績証明書の受け取りまでをまとめました。内容は、日本の試験を管理する DELF/DALF日本センターと、東京日仏学院・関西日仏学館・横浜日仏学院の案内によるものです。TCF 一般(TCF tout public、TP)の手続きが中心です。試験日・締切はTCFの日程のページ、受験料と点数・試験の構成はTCFとはのページにまとめています。
受けられる TCF の種類
TCF 一般は、フランス語を母国語としない16歳以上の人が受けられます。ペーパーの試験と、試験センターのパソコンで受ける TCF SO があります。パソコンの試験を実施する試験センターは、日本センターの試験センター一覧で確かめます。TCF Canada と TCF Québec は、カナダ・ケベック州への移住の手続きのための試験で、日本ではペーパーはアリアンス・フランセーズ愛知フランス協会、パソコンは関西日仏学館(大阪・京都)で受けられると案内されています。東京日仏学院は TCF 一般だけを実施しています。
申し込みの流れ
- 出願先:受験したい試験センターの受付です。日仏学院・日仏学館は、オンラインブティックでも出願できます。日程・受験料・補足試験は、受験する試験センターに直接問い合わせるよう案内されています。
- 補足試験:文書作成と口頭表現の補足試験は、受けるかどうかを選べます。回によって実施する項目が違います。後日、補足試験だけを受けることもできます。成績証明書の有効期間(2年)が終わる60日前までに受けます。東京日仏学院では、過去22か月以内に受けた必須試験の受験番号が必要です。
- パソコン(SO):受験したい日の10日前までに、メールで試験センターに申し込みます(関西日仏学館の案内)。オンライン受験ではなく、試験センターで受けます。
- 証明写真:東京日仏学院では、成績証明書の発行に証明写真が必要で、試験当日の受付で撮影されます。
- 未成年:保護者の署名のある願書が必要です(東京日仏学院)。
申し込みの後の取り消しと、再受験
- 取り消し:受験料を払った日を1日目として14日以内なら、取り消せます(TCF SO を除く)。キャンセル料がかかります。14日を過ぎると、取り消しも変更もできません。
- やむを得ない欠席:病気・交通機関の問題・自然災害などで欠席した時は、筆記試験の日から10日以内に証明書を試験センターに出します。受理されると、次の回に限り、同じ試験センターでだけ出願を持ち越せます。
- 再受験:何度でも受けられますが、前の試験から20日以上空ける必要があります。欠席した場合も同じです。
試験当日の持ち物と注意
- 受験票:メールで届きます(郵送はありません)。試験日の約1週間前です。携帯電話会社のメールアドレスだと届かないことが多いので、東京日仏学院は登録を控えるよう案内しています。1週間前になっても届かない時は、試験日の5日前までに東京日仏学院へ連絡します。印刷して持っていきます。
- 身分証明書:有効なパスポート、運転免許証、学生証を見せます。受験に必要な用具一式は、各自で持っていきます。
- 受付と遅刻:試験開始の15分前までに受付を済ませます。遅刻は欠席とみなされ、試験室に入れず、受験料も返金されません。
- 必須試験:東京日仏学院の案内では、必須の筆記試験はマークシート形式(4択)です。
- 口頭表現:補足試験の口頭表現の時刻は、受験票に載ります(横浜日仏学院)。
- 試験の間:日本センターの TCF のページは、指示を注意深く聞くこと、必須試験ではメモを取らずに解答すること、文書作成では3つの課題すべてに答えることを案内しています。
結果と成績証明書の受け取り方
- 届き方:デジタル(PDF)の成績証明書が、試験センターからメールで届きます。目安は、日本センターのパンフレットではペーパーが1か月以内、パソコン(SO)が2週間以内、同センターのTCFのページではSOが約10日(補足試験があれば約3週間)です。東京日仏学院は、試験日から約2週間後に受験者専用ページ(TCF Candidat)からダウンロードできるとし、横浜日仏学院は約1か月後にメールで送るとしています。
- パソコン(SO)の場合:必須試験の結果は、試験が終わった時に受け取れます。同じ日に、必須試験だけの仮の成績証明書も出せます。
- 証明写真:成績証明書には、受験者の証明写真が載ります(東京日仏学院・横浜日仏学院)。
- 有効期間:証明書に書かれた結果の発行日から2年です。